あなたの組織は大丈夫?

こんにちは。中年管理職です。

 

いきなりの題名です。

 

そう、「みなさんのいる会社の組織って大丈夫ですか?」だと?

何がって?

 

ズバリ!人間模様です。

 

!??

 

何が言いたいかというと、みなさんの職場では「役職による上下関係」と「年齢の上下関係」は別だと考えているひともいるのではないでしょうか?

 

私の経験から言うと、両方大事だというお話を今回したいと思います!!!!

では、少しかみ砕いてご説明していきます。

 

組織の成り立ち

通常、会社には上司、部下、同僚、先輩、後輩、OB、パート、派遣、出入り業者など、様々な立場の人がいます。また、今は再雇用制度により実質的に定年の上限が上がっています。(ほとんどの企業が満60歳がひとまずの定年制度)

しかも「役職定年」という通常の定年である満60歳を前に「課長」や「部長」などの役職が外れてしまう制度もあります。

 

もちろん「役職定年」や「再雇用制度」によって雇用を継続する(もしくは希望する)ことは可能ですが、その場合は今までの役職を取り除かれ、一般社員もしくはパート並みに給与が落ちることもあるようです。

※これにより、今までの収入は激減し、のちの生活が苦しくなる人がいることをよく耳にします。(単純に年収が600万円の人が300万円になってしまう(´;ω;`)ウッ…)

 

今は良くてもあなたの10年後、20年後、30年後での会社や社会基盤の状況を読むことはとても難しく、それを考えながら組織の一員として動くことがとても重要になります。

(ただ、この話はまた別の機会にしましょう)

 

話を戻しますが、そんな色んな役職や立場、人間関係があるなかでコミュニケーションを取ることはほとんどの人は容易ではないでしょう。

私もそう思っています。

 

でも、だからこそ次のことを念頭に置きながら仕事に取り組むことで、仕事が円滑に回るようになればいいのではないかなと思います。

 

組織で必要なのコミュニケーション

組織というものは、基本的にキャリアを軸にしながら動いています。

極端ですが、一般の平社員が部長や社長に命令をすることなどないでしょうし、そんなことをすればどうなるか、小学生にもわかります。また、年齢が60歳の人であっても、上司である社長が40歳であれば、社長の指示・命令には当然従います。

 

ただ、キャリアが上のほうに行けばわかりますが、その方たちはお互いに立場を尊重しながら「キチンとした会話」を心掛けるようにしています。

 

つまり、年齢や性別に関係なく「会社として認められたキャリア」を軸にして、お互いを尊重しながら会社の組織というものが成り立っているということです。

 

年齢や性別が異なり、中途採用でも優秀な方が企業として取り込むような社会になってくるこれからの時代。

何を気にしながら仕事に取り組めば良いのか?

 

キチンとした話し方を身に付けよう

まず一つ目は、呼び名。

二つ目は話し方です。

 

①相手の呼び方と自身の呼び方

 基本は、苗字で〇〇さんが望ましいでしょう。これは老若男女関係なく通用すると私は思っています。フランクに呼ぶことがダメではなく、TPOをきちんと判断した上でお互いの名前を呼びあう必要があるということです。

場所を考えずフランクに呼ぶことで何がダメかというと、当事者以外の人たちが見たときに「あの上司は、この人を贔屓している」や「仲が良いから注意しない」といったことを周りが感じ始めます。

 

これは本人たちが思っていなくても、周りがどのように感じるかを考えて行動しようということです。

同性ならまだしも、異性に対して下の名前で呼び始める職場になってくる状況だと良いも悪いも判断しにくいですが、気になる人はやはり気になります。

 

そこは「ビジネスの場」と考えて行動しましょう。

 

②相手を想って話すようにする

 正直に言えば日本人でさえ使いこなすことが難しいのが、日本語です。

 

yonezawakoji.com

日本語の難しさ自体はリンクを読んで頂ければと思いますが、必要なのはきちんと相手のことを思って言葉を選ぼうとしているか。

安易に言葉を選んだり、省略すると必ず誤解を生みます。

 

大事なことを話し始めるときは、心の中でワンテンポ置いて、話すことを心掛けてみましょう。

 

まとめ

「誠心誠意」という言葉がありますが、あなたの話すスピードや語彙、内容、相手を見て話す雰囲気などはいかがですか。

 

これは、意外と意識してみないとわかりにくいでしょうし、普段から意識して行動している人は少ないように思います。

 

結局、相手の方が理解してくれなければ意味がないのです。

 

ただ、言葉というのは時代とともに変化することも事実ですので、話すことを「当たり前」と思わず、「話すことの勉強」に取り組んでみることも大事かと。

 

あなたが組織を考えたときに「役職が上だから」「年齢が違うから」「男だから、女だから」ではなく、あなたの周りを円滑にするためにも、言に発する前に一呼吸おいて話すようにしてみるといいかもです。